いつもお世話になっております。MASA SPORTSです。
今、コロナの影響で全国各地で緊急事態宣言に見舞われ、いろんな施設様が大変な思いをされていることと思いますので、本日は、意外とフィットネスジムスタッフ様も知らない簡単な修理に関して、また、ちょっとした事で修理コストをさげる一つの方法として有益な情報を発信していければと思っております。
修理内容
症状
まず修理内容についてですが、フィットネスジムで同じ場所で長く働いているかたにとっては、良くある『あるある』だと思うのですが、今回は『シート破れ』についての案件となりました。
このシートパッドはやはり消耗品となり、使用頻度にもよりますが、2~3年すると経年劣化でシートが色落ちしてきたり破れ始めたりします。そして、今回はそのシートが完全に破れ、同じ色のガムテープを貼っていたが限界にきて修理する(交換する)こととなりました。
対処内容
そした、対処内容についてですが、こういった場合メーカー様は基本的にシート張替というよりもシート自体の部位で交換するのが一般的となります。その為、今回はシート裏にあるシートをとめているボルトを外し新しいシートに入れ替えてボルトをはめなおし交換完了という運びとなりました。
交換の際の注意点としましては、シート側にあるボルトの受け(メス)側は、シート本体の木材に穴をあけ、その穴に受け(メス)の金具をボンド等の接着剤で止めてあるだけですので、交換の際にボルトを必要以上に締めあげると受け(メス)の外側接着剤がとれ受け(メス)側も回ってしまいますので、そこは注意すべき工程になるかと考えております。
施設様へのメンテナンス情報
シートパット破れについて・・・
今回のこの『シート破れ』につきましては、どの施設であっても長く営業をしていれば必ず体験することだと思っているのですが、今、まだ現状でシートパッドの破れのみで修理を依頼されるお客様が多々いらっしゃるのも事実であります。
そんなか、こういった案件は本当に修理依頼かけるべき案件なのかと問われますと、答えは『いいえ』だと考えており、こういった事案に関しましては、スタッフ様側で交換することをお勧め致します。理由としましては、アジャスタブルベンチ等のシートは基本的にシート裏にあるボルトを外して、簡単にすぐ取れるようになっており、よっぽど変なボルトの取り方をしてボルトの頭などを破損させない限り簡単に出来るものだと考えているからであります。
また、DIYなどが得意なスタッフ様がいる施設であれば、シート生地さえ見つけ出すことができれば、ホームセンターなどに行ってタッカー等を購入し自分たちで張り付けるのもいいのではないかと考えております。なお、自分たちでやる場合は、シート生地等の色も選べるかと思いますので、全台シート生地を入れ替えてリニューアルな感じにも出来ますし、施設のイメージカラーに合わせてシートを張替ることも出来るかと思いますのでいろんなメリットがあるかと考えております。
なお、MASA SPORTSでは、家庭用、業務用問わず、フィットネスマシンのメンテナンス(シート張替含む)を行っておりますので、もし、わからないことがあれば遠慮なくお問い合わせ頂けたらと思っておりますので、何卒宜しくお願い致します。
それでは本日はこのへんで失礼します。
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