修理内容
いつもお世話になっております。MASA SPORTSです。
やっと蔓延防止措置が全国的に解除される動きとなり、フィットネスクラブさまもコロナ対策をしながらではありますが、営業時間なども短縮解除できる運びになったのではないかと思っているところであります。
そして、本日はリカンベントバイクにてよくある症状についてお伝えしていければと思っております。また、施設様にとっても修理コストをさげる為の有益な情報をお伝えできれば幸いです。
症状
今回は、リカンベントバイクでよくある症状でもあるのですが負荷をかけたり動作中にやたら抜ける感じがするというものでありました。マシン自体は、納品後1年ぐらいのものであり、まだまだ劣化は疑いづらいものでもありました。
対処内容
そして、対処内容についてですが、まずリカンベントバイクはのカバーは基本的にはメーカーにもよるのですが、クランク(ペダルの根元)を自転車用のコッタレスクランク抜きという工具で外さないとカバーが取り外せず中を開けることが出来ません。ただ今回のメーカーさまのマシンはコッタレスを使わずともいけるマシンでありましたので、そのままカバーの端側についているプラスビスを外しカバーを取り外しさせていただきました。その後カバー内をみると、Vベルト(業界によっては名称が異なる場合があります)がずれて掛かっており、実質半分ほどの面積しか掛かっていない状態でありました。
本来であれば、かけ直して完了でもいいのですが、納期からそんなに年月も経っていないこともありましたので私自身の意見としまして保険をうつつもりで新品のベルトと交換させて頂きました。その後はすべて元に戻し動作チェックしたところ特に問題なく使えるようになり症状改善という結果になりました。
施設様へのメンテナンス情報
バイクの負荷抜けについて
今回の案件は、『バイクの負荷抜け』という症状であり多くの施設様スタッフが体験したことのある症状ではないかと考えております。また、この『負荷抜け』はベルトじゃない原因の場合もあるのですが(基盤などの電子的な不具合等)、大半がこのベルトの劣化や今回のようにベルトが半掛けになっていたりするパターンがほとんどではないかとも考えております。もし、施設様側で自転車やDIYなどが得意なかたがいれば一度コッタレスクランク抜きを用意し(ホームセンター等でも販売しています)、トライしてみるのはありだと考えているところでもあります。ただ、注意事項としてはクランクを抜かないとカバーが外せないタイプであればコッタレスクランク抜きを使う際に入れる溝を斜めなどにせず綺麗に入れ込まなくてはなりませんので、ここは注意して頂けたらと思います。(※クランク側メスの溝を破壊した場合永遠に開けれなくなります)あとは、ベルトの状態をみて新品に入れ替えるのかかけ直しやテンション調整でいいのかを判断して頂けたらと考えております。
なお、MASA SPORTSでは、家庭用、業務用問わず、フィットネスマシンのメンテナンスを行っておりますので、もし、わからないことがあれば遠慮なくお問い合わせ頂けたらと思っておりますので、何卒宜しくお願い致します。
それでは本日はこのへんで失礼します。
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